自己肯定感が上がる口癖、自己肯定感が下がる口癖。あなたはどちらの言葉を使っていますか?

ユウナです^^

今日も私のブログをお読みくださって、ありがとうございます!

愛してます!

さて、今日も自己啓発に関する内容をお話していきます。

今日のテーマは「自己肯定感が自然と上がる口癖、自己肯定感が自然と下がる口癖」です。

自己肯定感について詳しくは、こちらを先にご覧ください。

自己肯定感が自然と下がる口癖とは?

まず、自己肯定感の低い人の口癖としては、「どうせ俺なんて」「どうせ私なんて」というのが上げられると思います。

自己肯定感の低い人は自分に自信がないので、 どうしても「どうせ俺なんて」「どうせ私なんて」と思ってしまいがちです。

そういうセルフイメージを持っているので、それが口癖となって現れてしまうわけですね。

ですから、“自己肯定感が自然と下がる口癖”というのも、この「どうせ俺なんて」「どうせ私なんて」ではないか?と、あなたは思うかもしれません。

でも、この口癖というのは、すでに自己肯定感の低い人が口にする言葉なので、“自己肯定感が自然と下がる口癖”ではないと私は思っています。

私が思う、“自己肯定感が自然と下がる口癖”というのは、

「なんで」

です。

「なんで、こんな事になっちゃったの?」
「なんで、そんな事言うの?」
「なんで、私が言った通りに動いてくれないの?」
「なんで、あなたっていつもそうなの?」

こんな風に使う「なんで」こそが、 “自己肯定感が自然と下がる口癖”No.1だと私は思っているのです。

「なんで」を使うと自己肯定感が自然と下がる理由

なぜ「なんで」を使うと自己肯定感が自然と下がってしまうのか?

それは、「なんで」と言ってしまうと、 現実を否定する事になるからです。

「なんで、こんな事になっちゃったの?」と言えば、 「こんな事になった現実」を否定している事になりますし、「なんで、私が言った通りに動いてくれないの?」と言えば、 「私が言った通りに動いてくれない現実」を否定している事になります。

こんな風に、「なんで」という見方をしていると、 現実を否定する事になってしまうのです。

いやでもさ、うまくいかない事があったら、現実を否定したくなるし、「なんで」って言いたくなるでしょ!

と言う声が聞こえてきました。

そうですね、うまくいかない事があると、ついその現実を否定したくなりますよね。

「なんで」と思ってしまうのも、自然な事だと思います。

でも、ここでちょっと考えてみてほしいのですが・・・

現実を否定するという事は、あなた自身をも否定している事になりませんか?

何故なら現実というのは、あなたがそこにいる事、あなたがそれを経験している事が大前提になっているからです。

「なんで私乗せられたの〜」娘の心の叫び(笑)

「こんな事になった現実」を経験しているのは、あなた自身ですよね。

「私が言った通りに動いてくれない現実」を経験しているのもあなた自身です。

という事は・・・?

そういう現実を否定すればするほど、あなた自身をも否定する事になってしまいます。

現実には、いつもあなたが含まれているからです。

そして、自分自身を否定するという事は、“自己肯定感が下がる”事につながっていきますよね?

という事は・・・?

「なんで」で現実を否定すればするほど、あなたの自己肯定感も自然と下がっていってしまうのです。

こう考えると、「なんで」を使うのが恐ろしくなってくるのではないでしょうか?

でも、実際には「なんで」という言葉はついつい口にしてしまうと思います。

と言うのも、人は、現実に対して、一方的な見方をしてしまっている場合が多いからです。

一方的な見方で現実を捉えていると・・・

例えば、子どもが部屋いっぱいにおもちゃを散らかしていたとします。

次から次へとおもちゃを出して、何一つ片付けないままです。

それを見て、あなたならどう思いますか?

「なんでこんなに散らかしたの?」と思ったり、「片付けをしないなんて、この子は悪い子だ」と思うでしょうか?

もしそうだとしたら、それは親の一方的な見方でしかないと思います。

もしかしたら子どもは、夢中になっておもちゃで遊んでいて、片付けるのをただ忘れているだけかもしれませんよね。

おもちゃで遊ぶのが楽しくて、ついつい片付けが疎かになってしまったのかもしれません。

そう考えれば、「なんでこんなに散らかしたの?」とか、「片付けをしないなんて、この子は悪い子だ」という思いはまず出てこないと思います。

おそらく、「こんなにたくさん遊んだのだから、きっととっても楽しかったんだろうなあ」などと思うのではないでしょうか?

もしくは、「こんなに熱中して遊べるなんて、この子は集中力があるなあ!」と思うかもしれません。

いずれにしても、親の一方的な思いだけで、子どものことを決めつけたり、否定したりする事はなくなると思います。

このように、私達が経験している現実には、本当は様々な面が存在しているのです。

まさにこんな感じです。(色んな見え方がありますよね。)

しかしながら、ついつい人は自分の一方的な見方だけで現実を見てしまいがちです。

それはつまり、自分の思いを相手に押し付けることにばかり意識が向いてしまい、相手の思いにまで想像を巡らせることができないという事です。

そのため、相手を含めた現実が自分の望んでいるものとは違っていると、 「なんで」と言ってそれを否定してしまうのです。

でも、そうやって相手や現実を否定しても、 自分の望む現実に変える事はできませんし、自己肯定感も自然と下がっていくだけですよね。

じゃあどうするか?

そこで登場するのが、“自己肯定感が自然と上がる口癖”です。

自己肯定感が自然と上がる口癖とは?

自己肯定感が自然と上がる口癖とは何か?と言うと、

「そうか」

です。

「なんで」が現実を否定する言葉だった一方、「そうか」は現実を受け入れる言葉となります。

「なんで、こんな事になっちゃったの?」
「そうか、こんな事になっちゃったか。(もしこの出来事に何か意味があるとしたら、それは何だろう?」

「なんで、そんなこと言うの?」
「そうか、あなたはそう思うんだね。(どうしてそう思うんだろう?)」

「なんで、私が言った通りに動いてくれないの?」
「そうか、私が言った通りには動きたくないんだね。(何か理由があるのかな?)」

「なんで、あなたっていつもそうなの?」
「そうか、あなたはそういう人なのね。(だったら私にできる事は何だろう?)」

このように、「そうか」というのは現実を受け入れる事に繋がっていきます。

そして、それは、相手の思いに想像を巡らせる事、現実を違った方向から捉える事にも繋がっていくのです。

現実を受け入れるという事は、あなたを受け入れると言う事ですよね。

現実にはあなたが含まれているわけですから、現実を受け入れれば、あなた自身を受け入れる事、肯定する事になります。

という事は、「そうか」で現実を受け入れれば受け入れるほど、自己肯定感も自然と上がっていくという事です。

「そうか」の後は、「じゃあどうする?」

でも、実際に「そうか」で現実を受け入れたとして、そのまま何もしなければ現実はそのままですよね(笑)

なので、「そうか」で現実を受け入れた後は、自分自身にこう問いかけてみてください。

「じゃあ、どうする?」

こう問いかけると、現実を違った方に向かわせるためのヒントが見えてきます。

例えば、子どもがお茶をこぼして、床がお茶まみれになったとします。

昔の私は、「なんでお茶こぼしたの!?」と言って、イライラしながらお茶を拭いていましたが、今の私はこうです。

そう、お茶こぼしちゃったんだね。

じゃあ、拭こうか。

お茶をこぼしたという現実を否定してしまうと、イライラしたりしますが、受け入れてしまえば、どうするかを考えて行動に移すだけです。

実は、この記事を書いていた時も、アクシデントがあって、一度書いた記事が全部消えてしまったのです(ノД`)

かなり気合いを入れて書いていた記事だったので、私は本当にショックを受けました・・・。

なんで消えちゃったの?
私のこの30分は何だったの?
時間が無駄になっちゃったよお〜・・・

そんな言葉が一瞬頭をよぎりましたが、こんな内容の記事を書いていた所だったので、私がそれを口にできるはずがありません(笑)

そこで、「そうか、消えちゃったか・・・」と現実を受け入れ、「じゃあ、もう一回書き直そうか」と思い、なんとかここまで書き上げることができました(笑)

「もしかしたら、もっといい記事が書けるって事なのかも」と思いながら。

とは言っても、もちろん、ショックはショックなんです。

結構いい感じで書き上げていたので、なおさら(T_T)

でも、だからと言って現実を否定しても、書いた記事が消えたという現実を変える事もできませんし、消えた記事が復活するわけでもありません。

だったら、その現実を受け入れて、次の行動を起こしていった方が賢明だと思ったので、私はまたこうして記事を書き上げたのです。

結果、最初に書いていた記事よりも、さらにいい記事が書けているように思います。(←自己満足(笑))

また、別の例で言えば、旦那さんとのことがあります。

私の旦那さんは、私が伝えたことをすぐに忘れてしまいます。

そんな旦那さんに対して、私はいつも

それ前に言ったよね!?
なんで覚えてないの!?

と旦那さんのことを責めてしまっていたんですよね。

でも、こう言うと、旦那さんも反発して、

忘れちゃったんだからしょうがないじゃん!
もう一回教えてくれればいいでしょ!

と言ってきたりしたんです。

そこでさらに私が

忘れるって分かってるんだったら、メモ取ればいいでしょ!
なんで私が何度も伝えないといけないの!?

と噛みつき、喧嘩に発展する・・・なんてことがよくありました。

今思うと、ひどい対応ですよね(汗)

こんなことが日常茶飯事だったんです。

でも、私はこの「そうか」の視点を持つようになってから、こんな風に旦那さんを責めることがなくなりました。

そうか、この人はすぐに忘れちゃう人なんだな。

じゃあ、どうする?

私がメモを書いて渡すとか、壁に貼っておけばいいのか!

そう思い、実際にメモを書いて壁に貼っておくという対策を取るようになったのです。

そうすると、いちいち旦那さんに聞き直されることもなくなり、私がイライラすることもなくなりました。

私達夫婦の喧嘩の種が一つ減った瞬間です(笑)

あなたも、ついつい相手や現実を否定したくなる時はあると思います。

でも、もしあなたが本当に現実を変えたいのであれば、相手や現実を否定しているだけでは意味がありませんよね?

むしろ、その現実を一度受け入れ、その上で「じゃあどうするのか?」を考えて行動していくことが必要なのではないでしょうか?

もしこの私の話に「そうだよね」と感じたのであれば、ぜひ、「なんで」ではなく「そうか」で現実を受け入れる事、相手の思いに想像を巡らせる事を、意識してみていただけたらと思います。

そうか、靴で入りたかったんだね・・・(^^;)

ただし、「自己肯定感を上げる(高める)ために、『なんで』という言葉は使ってはいけない」「『そうか』を使わなければならない」と思ってしまうと、ますます「なんで」という思いが強くなってしまうので、注意してください。

※詳しくはこちらをご覧ください。

「なんで」という思いは、出てきても大丈夫なんです。

むしろ、その時がチャンスだと思ってください。

あ、今、「なんで」って思っちゃった!

そう気が付くことができれば、あとは「そうか」の視点で、違った面から現実を捉え直せばいいのですから。

それを何度も繰り返していけば、自然と「そうか」と現実を受け入れられる事が増えていきます。

「なんで」と思った時こそチャンスである!

という事を、ぜひ覚えておいてください。

ちなみに、この「できわく事を『なんで』ではなく、『そうか』と引き受ける(受け入れる)」というのは、実践倫理の教えです。

この教えを実践しながら、

あれ?
これってもしかして、自己肯定感とめちゃくちゃ深く関わってない??

と思ったので、記事にしてみました。

「なんで」=自己肯定感を自然と下げる口癖

「そうか」=自己肯定感を自然と上げる口癖

※「なんで」と思った時こそ、「そうか」を使うチャンスである!

今日のこの話が少しでもあなたのお役に立てていたら嬉しいです^^

それでは、また次回^^

PS.

実は「そうか」以外にも、私が好んでよく使っている言葉があります。

もちろん、自己肯定感が自然と上がる言葉です。

それがどんな言葉かは、「ズルいくらいお金に愛されるビジネスマインドQ&Aサイト」の方でお話していますので、ご興味があればご覧になってみてください。

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