今日も自己啓発をテーマにお話をしていきたいと思います。
今日のテーマは「嫌われる勇気」です。
嫌われる勇気とは?
「嫌われる勇気」というのは、アドラー心理学に関する書籍で、「自己啓発の源流」とされています。

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。
欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。
この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?
もしくは、なにも変わらないのか…。
さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。
Amazon商品詳細ページより引用
「アドラー心理学を学ぶなら嫌われる勇気」と言われるくらい人気のある書籍で、2019年4月25日現在もAmazonの売れ筋ランキングでは32位に入っていました。
出版されたのが2013年12月ですから、もうかれこれ5年以上は売れ続けていることになります。
そんな人気のある「嫌われる勇気」を、私も一時期は愛読書としていた時期がありました。
ピンクの蛍光ペンでアンダーラインを引きまくり、大切なところをパソコンにメモし、さらには手書きでノートにもまとめ、そのノートを持ち歩くということまでしていたくらいです。

それくらい、私は「嫌われる勇気」を愛読してたのです。
でも・・・
Lさんから「セルフイメージ(潜在意識)」の話を聞いてから、私はこの「嫌われる勇気」を愛読することをやめてしまいました。
もっと言うと、もう読み返すこともないと思って、処分してしまったのです。
私にそんな行動を取らせたLさんの衝撃の一言がこちら。
嫌われる勇気と言うことは、「嫌われることが大前提」ですからね。
た!!!確かにーーーーーーーーーーー!!!!
このLさんの一言を聞いて、私は「嫌われる勇気」を読むことをやめ、さらにはそれを処分するという行動まで起こしたという訳です。
嫌われる勇気を持ってしまった私
思い起こせば、「嫌われる勇気」を愛読書にしていた時の私は、「嫌われてもいいんだ」と思い、自分の気持ちを押し通そうとすることが多かった様に思います。
特に家族(中でも旦那さん)に対して、そういう態度をとってしまう事が多く、ケンカになる事もありました。
旦那さんの声に耳を傾けようともせず、「嫌われてもいいんだから、自分のやりたい様にやろう」と思ってしまう事が多かったのです。
まさに、「嫌われる」様なことをしてしまっていた訳ですね。
でも、私はそれでいいんだと思っていました。
何も問題ない、私が幸せになるには、嫌われることも必要なんだから!
そんな風に思っていたのです。
まさに、「嫌われる勇気」が私にはあったという事です(笑)
今思うと、この時のまま「嫌われる勇気」を持ち続けなくて良かったと思います。
もちろん、これは私の例ですから、「嫌われる勇気」を読んで人生が好転したという方もいると思います。
私は何も、「嫌われる勇気」そのもの(内容)を否定しているわけではありません。
私が問題視しているのは、「嫌われる勇気」という本のタイトルの方です。
先ほどのLさんの言葉にもある様に、「嫌われる勇気」を持とうとすると、嫌われる事が大前提になってしまうからです。
嫌われる事は本当に必要な事?
人が幸せに、自分のやりたいことをやって生きていくのに、必ずしも嫌われる必要はありませんよね。
もちろん、みんながみんな自分のことを好きでいてくれるなんてことは有り得ませんから、自分のことを嫌う人は必ず出てきます。
それが現実というものです。
でも、だからと言って、自分が大切にしたい人にまで嫌われる必要はありません。
嫌われなくても、自分がやりたい事をやれる様に、何度も話し合いをしたり、態度で見せたりする事も可能だと思うのです。
もちろん、「嫌われる勇気」の中には他者との関わり方(お互いを対等の人格として扱う事など)についてきちんと書かれていますから、そんなことは当たり前のことではあるのですが・・・
それでも、「嫌われる勇気」というタイトルにはものすごくインパクトがあるので、やはりその影響はとても大きいと思います。
「嫌われる」というイメージが潜在意識に入ってしまうと、「嫌われる私」がセルフイメージになってしまって、そういう行動を自然ととる様になってしまうからです。
そう、過去の私のように・・・
という事で、「嫌われる勇気」を愛読書にしている場合は、少し注意が必要です。
「処分してね」なんて事は言えませんが、ブックカバーはつけておいた方がいいかもしれません^^;
ちなみに、こういう本のタイトルというのも、セルフイメージには大きな影響を与えますので、「普段自分がどんな本のタイトルに反応しているのか?」振り返ってみる事も必要かもしれません。
最後は少々話が逸れてしまいましたが、今日は私が「嫌われる勇気」を処分した理由についてお話しました。
今日のこの話が少しでもあなたのお役に立てていたら嬉しいです^^
それでは、また次回^^
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